2007年7月13日金曜日

快走コンサドーレ

北海道に住む人はおおらかであけっぴろげと言われる。それも一面だが、春の訪れを静かに待つ忍耐強さも備えているのだろう。雪の下で身を縮めながら、寒さが緩んだらポンと顔を出して日差しを浴びる、福寿草といった印象か▼サッカーのJリーグ2部(J2)は後半戦が始まった。コンサドーレ札幌は首位を快走中だ。札幌など本拠地で13戦も負けがない。勝ちか引き分けだ。秘訣(ひけつ)は堅守にある。じっと我慢し、負けない試合を心がけた▼攻撃力があるわけではない。だが失点は全チームの中で最少だ。プロ野球の北海道日本ハムファイターズとよく似ている。パ・リーグの首位に立っているが、それでも楽に勝つゲームは多くない。どちらのチームも辛抱強く、道産子の気質を思わせる▼コンサドーレは二○○二年にJ1を陥落した。J2で2位までに入れば復帰、3位でも入れ替え戦となる。十二月までの長丁場は楽観できないが、望みは十分ある▼J1復帰は経営面でも欠かせない。J2のままでは観客数が伸びないからだ。道と札幌市の補助金はもう打ち切られる。道からの借入金も返さなければならない。いよいよ歯の食いしばりどころがきた▼みんなあちこちで我慢を続けている。先の日銀の調査(短観)では、本州の好況がやっと道内に波及してきたようだ。互いに応援し合う時だろう。遅咲きの花が大輪に育つように。
(北海道新聞より引用)

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