2008年1月31日木曜日

純白の住宅地、キジがひらり 札幌・手稲前田

札幌市手稲区前田の自営業本間隆さん(59)が、自宅近くにキジが飛来しているのを見つけ、写真に収めた。「前田に住んで三十三年になるけれど、キジを見るのは三十年ぶり」と突然の“来客”に驚いている。
 キジは体長六○センチほどで、本間さんが二十六日午後、自宅前で除雪していたところ、二軒隣の家の前に姿を現した。本間さんは撮影するために、四メートルの距離まで近づいたが、キジは逃げず、歩いて道路を横断したり、雪の間から出ていた雑草をついばんだり、活発に動き回り、五分ほどして飛び立ったという。
 日本野鳥の会札幌支部によると、撮影されたキジは明治期に朝鮮半島から道内に持ち込まれた「コウライキジ」とみられる。市内では手稲区や北区の防風林や畑などで生息が確認されているが、住宅地に出てくるのは珍しい。

(北海道新聞より引用)

2008年1月25日金曜日

亡夫胸に藻岩山登頂500回 札幌の70歳長法さん 1年間で

札幌市中央区の主婦、長法(ながのり)桂子さん(70)が昨年一年間で、南区の藻岩山(五三一メートル)登頂五百回を達成した。頂上にある「水掛け観音」を登山好きだった亡夫と思い、元日から大みそかまでのほぼ毎日登り続けた。桂子さんは「お父さんとの二人三脚で登りました」と感激をかみしめている。
 桂子さんが本格的に登山を始めたのは二○○五年一月。山が好きで日本百名山に挑戦中だった夫の康一郎さんがその一年前、すい臓がんのため六十七歳で急逝したことがきっかけだった。「夫が実際に登頂できたのは五十四山だったので、残りの山の分を私が登ろうと思って」。自宅から近く、何度か一緒に登った思い出の藻岩山が桂子さんにとっての「百名山」となった。
 藻岩山には一年目は三百二十七回、二年目は三百七十一回登頂した。そして、三年目を迎えた昨年の元旦。体力にも自信が付き、思い切って「五百回登山」という目標を立てた。
 毎朝四時ごろ自宅を出発、三十分ほど歩いて登山口に向かう。登りに約五十分、下りに約三十分。雨の日は傘を差しながら、冬は腰まで埋まった雪をかき分け、登山道を進んだ。毎日登っても五百回には届かないため、休憩を取りながら一日三回登った日もあった。
 「今日も来れたよ、お父さん。今でも一緒の生活だね」。毎朝、出迎えてくれる頂上の“夫”が心の支えだった。
 五百回目は、昨年の大みそか。いつものように午前五時半ごろ、頂上に立った。夜明け前で、偉業を祝福するかのように星や札幌の街明かりがきれいに見えた。「お父さん、やったよ。万歳だよ」。涙でほおがぬれた。
 道内が大荒れの天候となった二十四日も雪をかき分けて登り、通算で千二百二十五回目の登頂となった。桂子さんは話す。「毎朝、藻岩山を登るのが私のリズム。次の目標は十年間で四千回登ることです」

(北海道新聞より引用)

2008年1月19日土曜日

矢崎総業が札幌にソフト開発拠点 自動車部品用 6月めど、20人体制

自動車部品大手の矢崎総業(東京、矢崎信二社長)は十八日、札幌市内に自動車部品の組み込みソフトウエアの開発拠点を設けることを明らかにした。子会社のデイシス(静岡市、小又力社長)が、六月をめどに札幌分室を開設。自動車メーターを中心とした表示機器制御の組み込みソフトを開発する。
 組み込みソフトは、精密機械や部品などに特定の動作をさせるため、あらかじめ組み込まれたコンピューターシステム用のソフトのこと。
 矢崎総業は一般的にはガス警報器メーカーとしての知名度が高いが、現在の国内売上高の八割超は自動車部品。特に自動車ワイヤハーネス(組み電線)は世界首位で、自動車用メーターでもデンソー(愛知県刈谷市)などに次ぐ大手の一角を占めている。
 新たな札幌の開発拠点は、豊平区福住にある矢崎総業の事務所内に設け、スピードメーターやタコメーターなどを制御する組み込みソフトの開発や評価、検証などを行う。当初五人程度でスタートし、早期に二十人体制に拡充する。
 同社管理部ユニットによると、静岡は首都圏と自動車産業が盛んな愛知に挟まれていることもあり、ソフトウエア技術者が不足しているという。札幌は情報技術(IT)産業が集積し、人材豊富なことから進出を決めた。沖縄にも分室を設け、静岡を含む三拠点で開発業務を行う。
 デイシスは一九九九年、矢崎総業グループ入りし、開発製品の全量を親会社に納入している。昨年には組み込みソフトの開発に注力するため、他の事業部門を別会社に分社した。従業員百二十三人で、分社前の二○○七年三月期の売上高は三十五億五千万円。
 矢崎総業の国内部門の連結売上高は、○七年六月期が七千九百四十七億円で、海外にも三十八カ国に拠点を持つ。
 札幌ではカーナビ用のソフトなどを開発するアイシングループのエィ・ダブリュ・ソフトウェア(札幌)やトヨタテクニカルディベロップメント(愛知県豊田市)も技術者の増員に乗り出している。

(北海道新聞より引用)

2008年1月16日水曜日

J1昇格シーズン支えよう HFC、ボランティアスタッフ募集

コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)は、二○○八年シーズンの試合運営を支えるコンサドーレボランティアスタッフ(CVS)を募集している。  CVSは、札幌ドーム(札幌市豊平区)と札幌厚別公園競技場(同市厚別区)での試合で、入場券のチェックや観戦者の案内、試合後のごみ拾いなどを行う。拘束時間は試合当日のキックオフ三時間半前から試合終了一時間後までの約六時間半。応募資格は、十六歳から六十五歳くらいまでの健康な人で、原則としてシーズン中に六試合以上参加できること。報酬・交通費は出ないが、弁当と飲み物が支給される。  募集要項と登録申込書は、コンサドーレのホームページからダウンロードできる。郵送希望者は八十円切手を同封し、〒062・0045 札幌市豊平区羊ケ丘一、北海道フットボールクラブCVS事務局に請求する。受け付けは二月十五日まで。問い合わせは、CVS事務局(電)858・5310へ(土、日祝日休み)。

(北海道新聞より引用)

2008年1月11日金曜日

札幌三井ビル 着工半年遅れ今秋に 12年完成 改正建築基準法響く

完成後に高さ百八十五メートルと、JRタワー(百七十三メートル)を抜いて道内一の高層ビルになる札幌三井ビルディング本館・別館(札幌市中央区北二西四)の建て替えが当初計画よりも遅れ、着工が今年秋、完成が二○一二年春にそれぞれ半年ずれ込む見通しであることが九日分かった。昨年六月に施工された改正建築基準法により確認申請に提出する書類作成や、審査期間に時間がかかることが影響しているとみられる。
 三井不動産(東京)が進めている同ビルの建て替えは日本郵政公社との共同事業で、現ビルに隣接する同公社の駐車場を含む五千五百メートルを一体開発。ここに地上三十六階、地下四階建て、延べ床面積九万九千九百平方メートルのビルを建てる計画で、テナントには高級ホテルやオフィス、商業施設などの入居を予定している。当初計画では今春にも着工し、一一年秋の完成を予定していた。
 昨年末から一部で解体の準備作業を始めている段階だが、関係者によると同社は既に建て替えに伴って一時転居していったテナントなどに対して計画がずれ込むことなどを説明しているという。
 改正建築基準法では、申請書類やチェック項目が増えるなど着工前審査が厳格化された上、確認申請後の小幅な変更も認められなくなった。このため、昨年の国内住宅着工戸数が四十年ぶりの低水準に落ち込むなど影響が深刻化している。

(北海道新聞より引用)

2008年1月2日水曜日

カウボーイ浦河店が来月閉店

食品ディスカウントチェーンのカウボーイ(札幌)は二十九日までに、浦河店(日高管内浦河町堺町)を来年一月二十七日の営業を最後に閉店することを決めた。
 同店は店舗面積約七百平方メートル。撤退した商業施設をカウボーイが引き継ぎ、一九九五年から直営店として営業を続けていた。建て替えも検討に上ったが、採算面から断念し、撤退を決めた。パート従業員二十四人全員と社員三人は解雇する。
 昨年から筆頭株主となった外資系証券会社の下で経営再建に取り組むカウボーイは不採算店舗の整理を進めており、滝川店も年内いっぱいで閉店することがすでに決まっている。

(北海道新聞より引用)