2008年3月11日火曜日

登山者招く純白の峰々 十勝岳

春が駆け足で近づいてきている道内だが、標高の高い山々はまだ冬の装いだ。北海道の中央にそびえる十勝岳連峰では、スキーやスノーボードを携えた登山者たちが、白銀の世界を楽しんでいる。
 道内各地で四月下旬並みの暖かさとなった九日、上川管内上富良野町などにまたがる十勝岳(二、〇七七メートル)は快晴に恵まれたが、強風で前十勝からの白い噴煙が横にたなびく。突き抜けるような青空に映える純白の峰々を、山スキーをつけたグループが登る。札幌からの登山者は「三月は天候も安定してきて雪山を登るには最高」という。とはいっても、強い風の吹きつける稜線(りょうせん)近くでは行く手を阻むかのように雪煙が舞い、体が飛ばされそうになる厳しさだ。山に本格的な春が訪れるのは、もう少し先のことだ。

(北海道新聞より引用)

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