超微粒の磁性体(フェライト)で温浴施設のレジオネラ菌を抑制する特殊フィルターを、札幌の企業二社と石橋新一郎・東京工科大元教授が共同で商品化した。有害な細菌の核を磁力で「感電死」させるユニークな仕組みだ。
二社は化学薬品販売の札幌ネオクリーンと水処理設計の斉藤精機エンジニアリング。フェライトを付着させた不織布を加工し、筒状の容器にかぶせ、磁石の近くを物体が移動すると、その物体に電気が流れる「電磁誘導の法則」を応用した。
神奈川県内の温浴施設で二カ月間行った実験では計七回湯を採取したが、レジオネラ菌は検出されなかった。石橋元教授はこの技術で特許を取得。すでに大手家電メーカーが空気清浄機や冷蔵庫の殺菌に活用するほか、稚魚の養殖施設へも導入されている。
石橋元教授は「レジオネラ菌対策には各施設とも頭を悩ませている。このフィルターで風呂に投入する塩素の量を大幅に減らすことができる」と話す。
設置費は二十五万-三十万円で、十日に一回のフィルター(五千円)交換が必要。問い合わせは札幌ネオクリーン(電)011・846・7217へ。
(北海道新聞より引用)
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